４２ｇ １７cm シンキング
エスドライブを初めて投げた時、貴方は感動せずにはいられないだろう。巻くだけで極めてナチュラルにS字を描くその泳ぎは従来のルアーの常識を破壊する無限の可能性を持った未知のアクションだからだ。ウォブリングでもローリングでもバイブレーションでもない「S字系」の動きは全くの新ジャンル、ニューカテゴリーと呼んでも良いと菊元俊文は確信している。そして、彼が生み出したS字系リップレスジョイントベイト「エスドライブ」は彼の狙い通り、いやそれ以上にビッグバスを次々と仕留め続けた。プロトタイプでの驚異的な釣果は、釣りビジョン「BIG BITE 菊元スタイル」やビデオ「一刀両断Vol.VI」等でイヤという程、証明され続けた。そして、それらの映像で「生き物君」（エスドライブの愛称）が、プロト段階から進化してゆく様子を見守ってくれたファンも少なくないだろう。アゴ下のスタビライザー、背中のフィン、そして今まで秘密にしていたが、絶妙にバイブレーションするライブフィッシュテールなど、エスドライブは菊元の納得がゆくまで、試し抜かれ、最終形態へと進化を遂げたのだ。菊元は言う。「バスはエスドライブを完全にエサ（生命体）だと思っているみたいだ。」と。何故なら、これが、バスの射程圏を通れば、ほとんどのバスがチェイスもしくは何らかの反応をするからだ。とんでもないディープから5〜6本の群れでデカバスを湧き上がらせたり、10mも向こうからカッ飛んでくるバイトを菊元は何度も経験している。そして何より同じバスが2度、3度とミスバイトしても、まだバイトしてくるさまは、彼らプレデターの本能を強烈に刺激し、狂わせる何かがあるとしか思えないのである。まさしくこいつは生き物なのだ。エスドライブ。菊元俊文が心血を注いだ新ジャンル「S字系」デッドリーベイト。本当の本物。
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